読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

/home/tnishinaga/TechMEMO

日々行ったこと、面白かったことを書き留めます。

Raspberry Pi 2さわってみた

f:id:tnishinaga:20150207145351j:plain

Raspberry Pi 2が届いたので、とりあえず使用感・性能・消費電流について簡単にチェックしてみました。

使用感

かなり快適です。感動しました。

Raspberry Pi 1はCUIですら反応が遅く、デスクトップを起動すると遅すぎてとても使えないレベルでした。

しかし、Raspberry Pi 2は違います。 最初のraspi-config画面の時点から、動作が軽快です。 Raspberry Pi 1ではLocale設定などを行おうとすると、1アクションに10秒ほど待たされましたが、Raspberry Pi 2ではほとんどありません。

GUIを起動しても動作は快適。 ブラウザもすぐ立ち上がりますし、2,3枚ウィンドウ開いても軽快に動作します。

この使用感で4000円程度なら、日常で使う管理コンソールマシンとして、またはVNCクライアントマシンなどの用途に、十分使えるレベルだと思います。

性能

UnixBenchとLinpackで簡単にベンチマークをとってみました。 Raspberry Pi 1との比較は行っていないので、 どなたか比較結果の作成をよろしくお願いします。

UnixBench


Benchmark Run: 4 CPUs; 1 parallel process

Time: 03:32:52 - 04:01:10; 28m 18s

System Benchmarks

Test Score Unit Time Iters. Baseline Index
Dhrystone 2 using register variables 2961984.8 lps 10.0 s 7 116700.0 253.8
Double-Precision Whetstone 497.9 MWIPS 10.0 s 7 55.0 90.5
Execl Throughput 370.2 lps 29.9 s 2 43.0 86.1
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 74390.2 KBps 30.0 s 2 3960.0 187.9
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 21577.5 KBps 30.0 s 2 1655.0 130.4
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 193781.0 KBps 30.0 s 2 5800.0 334.1
Pipe Throughput 172660.3 lps 10.0 s 7 12440.0 138.8
Pipe-based Context Switching 31772.9 lps 10.0 s 7 4000.0 79.4
Process Creation 1279.5 lps 30.0 s 2 126.0 101.6
Shell Scripts (1 concurrent) 1186.8 lpm 60.1 s 2 42.4 279.9
Shell Scripts (8 concurrent) 332.4 lpm 60.2 s 2 6.0 554.0
System Call Overhead 412119.5 lps 10.0 s 7 15000.0 274.7
System Benchmarks Index Score: 174.0


Benchmark Run: 4 CPUs; 4 parallel processes

Time: 04:01:10 - 04:29:41; 28m 31s

System Benchmarks

Test Score Unit Time Iters. Baseline Index
Dhrystone 2 using register variables 11810261.3 lps 10.0 s 7 116700.0 1012.0
Double-Precision Whetstone 1989.9 MWIPS 10.0 s 7 55.0 361.8
Execl Throughput 1332.2 lps 29.9 s 2 43.0 309.8
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 116037.8 KBps 30.0 s 2 3960.0 293.0
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 32386.9 KBps 30.0 s 2 1655.0 195.7
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 305329.3 KBps 30.0 s 2 5800.0 526.4
Pipe Throughput 686642.0 lps 10.0 s 7 12440.0 552.0
Pipe-based Context Switching 122410.7 lps 10.0 s 7 4000.0 306.0
Process Creation 2840.9 lps 30.0 s 2 126.0 225.5
Shell Scripts (1 concurrent) 2660.6 lpm 60.1 s 2 42.4 627.5
Shell Scripts (8 concurrent) 351.6 lpm 60.3 s 2 6.0 585.9
System Call Overhead 1572755.6 lps 10.0 s 7 15000.0 1048.5
System Benchmarks Index Score: 438.3

Linpack

消費電流

アイドル時

f:id:tnishinaga:20150207155113j:plain

4コア100%使用時(Linpack実行時)

f:id:tnishinaga:20150207155137j:plain

各結果の感想

性能

Linpackを用いたRaspberry Pi 2の性能結果は、単体で1G FLOPSの結果が出ました。

以前、計算工学ナビさまの記事で、Raspberry Pi 1 Type B+を16台つなげた際の結果は2.66G FLOPSでした。 なので単純に考えれば、Raspberry Pi 2 1台はRaspberry Pi 1 Type B+ 6台分の性能が得られています(通信コストなどは考慮していないので、正確な比較結果ではありません)。

消費電流

Raspberry Pi 1 Type B+の消費電流は、アイドル時とCPU100%使用時どちらも変わらず200mAでした(USB接続なし。LAN接続あり)

Raspberry Pi 2はアイドル時で+30mA、CPU100%使用時は+300mA程度増えています。 これに加えてUSB機器などを接続すると、消費電流は1Aを超えるでしょう。

よって、Raspberry Pi 2を用いる際は、2A出力のACアダプタを使用したほうが、安全だと思います。

おわりに

Raspberry Pi 2は以前に比べ性能が上がり、実用レベルになりました。 これからRaspberry Piを初められるかたはぜひRaspberry Pi 2を…とすすめたいところですが、Raspberry Pi 2はペリフェラルマニュアルや回路図をまだ見つけられていない(まだ公開されていない?)ので、ちょっと不安です。

ペリフェラルマニュアル等が公開されたら、また調べて本を書いたりしたいと思います。